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自己視線恐怖症、正視恐怖症

赤面症は極度の緊張や恥ずかしさによって顔が赤くなるあがり症のタイプです。
他のタイプと合わせて「赤面恐怖症」と称されることもありますが、顔が赤くなることだけを指す場合は「赤面症」と呼ぶのが正しいでしょう。

ただし、自分が赤面症だと自覚しており、あがるたびに顔が赤くなるのが気になってあがり症が深刻化しているのであれば、それは赤面症に対する恐怖心からくる赤面恐怖症と考えられます。
吃音恐怖症と同様で、悪循環を生みやすい症状です。

赤面症には、あがり症意外にもいくつかの原因があります。
例えば、風邪をひいて熱が高いときや、お酒を飲んだときといった生理的な原因。
それから、気温や室温が高くて暑いときといった、環境的な原因です。

そういった生理的でも環境的でもない原因が、感情的な原因。
赤面症の多くがこちらの感情的原因にあります。
その感情の中でも、怒りによって顔が赤くなる人もいますが、ほとんどの場合が緊張や不安感によるものです。

赤面するということは、血行が良くなるということでもあります。
あがり症によるほとんどの症状は交感神経が活発になるために起こるのですが、この血行も交感神経の働きによって良くなっているのです。

血行が良いというだけなら健康的には喜ばしいことのようにも感じられますが、赤くなるのが気になりだすと喜んでばかりもいられません。
赤面症というだけあって、赤くなるのは頬や耳、もしくは顔全体といった、隠したくても隠せない他人からもよく見える箇所です。
そのため、赤面していることを変に思われないかと気になってしまい、赤面していること自体に恐怖を感じてしまう・・・それこそが赤面恐怖症です。

赤面恐怖症は悪循環によって起こるあがり症のひとつで、この症状を持っている人は緊張するときには必ずといって良いほど赤面するようになります。
ですが、赤面症そのものには起こり易い場というものがあります。

例えば、先輩や上司、あるいは先生といった目上の人と接するとき。
自分に影響を与えるであろう人と接するときに赤面になり易い傾向があります。
特に同年代の異性と接するとなると、その人に対して特別な好意はなくても赤面してしまうものですし、好意があるとなるとなおさらです。