あがり症の克服方法で最も逆効果なのが、
「あがらないようにしないと」
「落ち着かないと」
と、あがらないことへの義務感を抱くことです。
これらは
「あがって失敗したらどうしよう・・・」
という恐怖感をも引き起こし、気持ちが乱れる原因にもなります。
もしあがれば更に恐怖感が増し、吃音恐怖症や赤面恐怖症に代表される悪循環を招くことに。
まずは、
「あがっても何とかなる」
「失敗したらそのときはそのとき」
と気楽な考えを持つようにしましょう。
人前に出る際の緊張を克服する方法として、掌に「人」と三回書いて飲み込むという有名なおまじないがありますね。
何故「人」なのかというと、目の前の人を飲み込んで制してしまうという意味があります。
また、目の前の人は皆畑のかぼちゃだと念じるおまじないも有名です。
これらのおまじないを行えばあがり症が克服できる!とは断言できませんが、あがり症克服のためにおまじないをしてみるのも、方法としては決して無駄ではありません。
おまじないの内容は、自分にしっくりくることなら何でも構わないのです。
芸能人やアナウンサー、またプロのスポーツ選手やアスリートたちでも、あがり症の人は大勢いらっしゃいます。
人前に出る機会が多い人でさえあがり症に困っているのですが、そういった人たちの多くが自分なりのおまじないを実践してあがり症を克服しているのをご存知でしょうか。
スポーツ選手の場合、競技場やコートに立つ前に決まった動作をするといったジンクスを持っている人は、意外と少なくありません。
これには、それをスイッチにして気持ちを切り替え集中する、という意味もあります。
あがり症の克服方法としてのおまじないでなくても、生活上でも、特に理由はないけれど決まった行動をとらないと気が済まないということがあるでしょう。
例えば、食後すぐに歯を磨かないと気になってしょうがない・・・とか、聞いたことは必ず書き留めておかないと忘れそう・・・とか。
おまじないやジンクスは単なる気休めのようにも感じられますが、実は心理学において効果があることが実証されています。
おまじないやジンクスは気分的なもの・・・つまり精神的なものなのですから、同じ精神的な問題であるあがり症の克服に効果が無いとも言い切れません。
まずは、手軽に行える自分なりのおまじないを考えてみてはいかがでしょうか。